Javaのプログラミング言語としての特徴は?

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プログラミング言語としての特徴とは

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Javaの特徴

Javaには大きな特徴が三つあります。「オブジェクト指向」「OS非依存」「豊富なライブラリ」がその三大特徴です。これらをきちんと理解することでJavaを学ぶことの意義が理解できるでしょう。

オブジェクト指向

Javaはオブジェクト指向のアルゴリズムを採用しているプログラミング言語です。 Javaは、「カプセル化」「継承」「ポリモフィズム」といったオブジェクト指向型プログラミングの機能が実装されています。オブジェクト指向の概念により、Javaはプログラムを部品化することができます。プログラムを機能ごとの部品にすることで再利用することが容易になり、高い拡張性を実現することができます。また、機能追加や不具合の修正などプログラムを保守していくことも容易になるメリットがあります。

OSに依存しない

JavaはOSに依存しないことで有名です。そのため汎用言語といわれることもしばしばです。汎用言語とは、どんな開発にも対応できるプログラミング言語のことで、様々な開発現場において使われるプログラミング言語です。元々は家電製品を開発するために使われたのがJavaでした。家電には様々な製品が存在し、ハードウェアからOSまで多くのプラットフォームがあります。効率的にそれらを開発していくためには汎用性に優れたプログラミング言語が必要でした。そこで新たに開発されたのがJavaなのです。その後、Javaは多くの開発者から支持され進化を続けています。「Write once, run anywhere(一度書けば、どこでも動く)」ともいわれ、いまではAndroidのスマホアプリを開発するには必須の言語となりました。これにもJavaがOSに依存しないという特徴が活かされています。

豊富なライブラリ

プログラミング言語にはライブラリという機能があります。ライブラリはプログラミングをするためのパーツのようなものです。OSが提供しているものから言語そのものが持っているものまで多種多様です。Javaに実装されているライブラリはとても豊富です。JDKのような開発実行環境から「Swing」のようなグラフィカルアプリケーション用ライブラリ、 JSPやサーブレットを開発するためのサーバサイドアプリケーション用ライブラリ、 ネットワークアプリケーションを開発するためのライブラリなどがあります。この豊富なライブラリにより開発コストを下げることができます。ライブラリの多くは無償で提供されているため、企業はもとより個人でもJavaを使った開発が容易になります。他のプログラミング言語に比べ開発コストが低いのも大きな魅力となっています。

未経験の方へ

開発案件が急増している

Javaの開発案件が増え続けている理由と背景について紹介します。新しいプログラミング言語を一から身に付けるのはそれなりの勉強時間が必要です。時間と労力をかけるからには、習得後のことも考えておいた方がいいでしょう。未経験からエンジニアを目指すなら、開発案件の急増により需要が高まっているJavaエンジニアが狙い目なのです。より人材価値の高いエンジニアを目指すためにも、業界全体の動向と求められるJavaエンジニアの人材像を知っておきましょう。

未経験からの転職は仕事の幅が広がる

開発競争が激化するIT業界は、常にエンジニア不足に悩まされており、各企業は人材確保に躍起になっています。未経験者を採用して研修によって人材を育成するという企業も少なくありません。仕事としては未経験であっても、Javaを学んでおくことによって就職口も仕事の幅も広がります。技術的なスキルは研修でも学べますし、経験は実務の中で身につきます。未経験者の採用で重視されるのはコミュニケーション能力等のヒューマンスキルです。

最初に学ぶ言語として最適な訳は

未経験からプログラミングを習得するのは、どの言語を選んでも簡単ではありません。それなりの時間と努力が必要です。Javaを習得する場合もそれは同じことですが、Javaは他の言語に比べて初めてプログラミングを学ぶ人にも理解しやすい言語と言われています。プログラミング言語を学習するには開発環境を整えることから始めなければなりませんが、開発環境を整えやすいこともJavaの利点です。Javaを習得することでプログラミングに必要な考え方とロジックも身に付きます。