基礎知識!Javaとはどんな言語か?Javaの利点は?

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「Java」とはどんな言語か

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自身にコンピュータを所有

Javaは自分自身の中にソフトウェアによるコンピュータを所有しています。このコンピュータとはエミュレータのことを指しますが、これをプログラミングするというのが一番の特徴です。これがJavaは「仮想マシン」という考え方を持っているという所以にもなっています。では、なぜJavaはそのようなことをするのでしょうか?それは、このようにプログラミングすることでその機種と異なる機種との間の違いをなくせるからです。たとえば、MacやWindows、そしてUNIXでもJavaはこれらの機種固有の機能などはまったく使わず、仮想マシンに用意されている機能のみでプログラムを書くのです。そして、仮にMac用のJavaであれば、その仮想マシンの機能をMacの機能に置き換えて働いているということです。ですので、Javaで作り上げたプログラムというのは、基本的にはどんな機種でもどんなOSでもなんの問題もなく動くことになっています。

コンパイラかつインタープリタ

プログラミング言語はそのままの状態ではコンピュータに理解されません。理解されるには理解できるように変換してあげなければならないのですが、これには2つの方式があり「コンパイラ」と「インタープリタ」がそれに当たります。コンパイラというのは、書いたプログラムをすぐにコンピュータが理解できる命令の塊に変換でき、こうして作ったプログラムを動かしさえすれば高速にプログラムを実行できる働きを持っています。一方のインタープリタというのは、プログラムを実行するときに1行ずつコンピュータが理解できる命令に置き換えて働いてくれるタイプです。インタープリタはコンパイラに比べると1行ずつを翻訳して動くので速度がかなり遅くなります。Javaというのは基本的にはコンパイラですが、コンパイルして出来上がったものはインタープリタを使わないと動きださないという構造になっていることから、コンパイラでありながらインタープリタでもあるのです。

インターネットの強さならJava

Javaが注目されている一番の理由はどのようなことかご存知でしょうか?その答えはインターネットの強さにあります。Javaというのは、アプリケーションだけではなく「アプレット」というものも作成できるといった特徴があります。また、もう一つの特徴として、ネットワークの向こう側で働くサーバーのプログラム作成にもJavaはとてもよく使われているということが挙げられます。このように、Javaが持つ動作環境を選ばずにプログラムを作ることができるといった特徴こそがサーバー側の開発には非常に適していたといえるでしょう。

未経験の方へ

開発案件が急増している

Javaの開発案件が増え続けている理由と背景について紹介します。新しいプログラミング言語を一から身に付けるのはそれなりの勉強時間が必要です。時間と労力をかけるからには、習得後のことも考えておいた方がいいでしょう。未経験からエンジニアを目指すなら、開発案件の急増により需要が高まっているJavaエンジニアが狙い目なのです。より人材価値の高いエンジニアを目指すためにも、業界全体の動向と求められるJavaエンジニアの人材像を知っておきましょう。

未経験からの転職は仕事の幅が広がる

開発競争が激化するIT業界は、常にエンジニア不足に悩まされており、各企業は人材確保に躍起になっています。未経験者を採用して研修によって人材を育成するという企業も少なくありません。仕事としては未経験であっても、Javaを学んでおくことによって就職口も仕事の幅も広がります。技術的なスキルは研修でも学べますし、経験は実務の中で身につきます。未経験者の採用で重視されるのはコミュニケーション能力等のヒューマンスキルです。

最初に学ぶ言語として最適な訳は

未経験からプログラミングを習得するのは、どの言語を選んでも簡単ではありません。それなりの時間と努力が必要です。Javaを習得する場合もそれは同じことですが、Javaは他の言語に比べて初めてプログラミングを学ぶ人にも理解しやすい言語と言われています。プログラミング言語を学習するには開発環境を整えることから始めなければなりませんが、開発環境を整えやすいこともJavaの利点です。Javaを習得することでプログラミングに必要な考え方とロジックも身に付きます。