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IoTは、Internet of Thingsの頭文字を取ったものです。既存のインターネットデバイス(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)だけでなく、存在するありとあらゆるモノにインターネットの通信機能を持たせることやそのための仕組みをいいます。身の回りにある様々なモノがインターネットに繋がることで自動制御や自動観測などが実現できるとされています。具体的には、自動車の位置情報を集めて精度の高い渋滞情報を取得するシステムや検針員が戸別に訪問することなく使用電力を測定できるスマートメーターなどがあります。工場などの製造ラインにセンサーと通信モジュールを実装し、稼働状況から故障情報をリアルタイムに収集し管理するシステムも開発されています。
最近はランニングがブームになっています。腕時計型のセンサーを腕に巻いて消費カロリーを計測しながらランニングを日課にしている人も少なくないでしょう。これもIoTといってよいでしょう。このように私達の生活もガラッと変わる可能性を秘めているのがIoTなのです。スポーツの分野では更に進んだ取り組みがされています。テニスのラケットやゴルフクラブなどの用具にセンサーを仕込み正確なデータと取得することで選手のパフォーマンスを向上させるトレーニングが主流になりつつあります。これまでの経験や勘によるトレーニングは今や時代遅れとなっています。IoTのような最新の技術を導入することが競技で勝つための大切な方法となっているのです。東京オリンピックの開催も決まり、選手だけでなくオリンピック自体を盛り上げ成功させるためにもIoTは注目されています。
これらIoTデバイスの開発には組み込み系の技術が必要不可欠です。Javaは世界で最も使用されているプログラミング言語であり、日本のみならずオフショア開発でも威力を発揮するプログラミング言語といえるでしょう。Javaは組み込みの分野でもその実力を発揮している実績があります。ここでもマルチプラットフォームの概念が生きているといえるでしょう。今後、IoT開発が多くなればなるほどJavaエンジニアの需要が高まることはいうまでもありません。組み込み系の開発をしたことがないJavaエンジニアは今からでも遅くはないので学習しておくことをおすすめします。たとえIoTに関わることが無くても守備範囲を広げることはエンジニアとして活躍するために必要なことなのです。
Javaの開発案件が増え続けている理由と背景について紹介します。新しいプログラミング言語を一から身に付けるのはそれなりの勉強時間が必要です。時間と労力をかけるからには、習得後のことも考えておいた方がいいでしょう。未経験からエンジニアを目指すなら、開発案件の急増により需要が高まっているJavaエンジニアが狙い目なのです。より人材価値の高いエンジニアを目指すためにも、業界全体の動向と求められるJavaエンジニアの人材像を知っておきましょう。
開発競争が激化するIT業界は、常にエンジニア不足に悩まされており、各企業は人材確保に躍起になっています。未経験者を採用して研修によって人材を育成するという企業も少なくありません。仕事としては未経験であっても、Javaを学んでおくことによって就職口も仕事の幅も広がります。技術的なスキルは研修でも学べますし、経験は実務の中で身につきます。未経験者の採用で重視されるのはコミュニケーション能力等のヒューマンスキルです。
未経験からプログラミングを習得するのは、どの言語を選んでも簡単ではありません。それなりの時間と努力が必要です。Javaを習得する場合もそれは同じことですが、Javaは他の言語に比べて初めてプログラミングを学ぶ人にも理解しやすい言語と言われています。プログラミング言語を学習するには開発環境を整えることから始めなければなりませんが、開発環境を整えやすいこともJavaの利点です。Javaを習得することでプログラミングに必要な考え方とロジックも身に付きます。